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コラム

2025.04.10

マイホーム、いつ買うのがお得?

住宅を購入するタイミングは、世界情勢や経済状況、金利状況などの経済的な視点や、各地域の供給状況など、多くの要因によって左右されますが、一般的には以下に挙げるポイントが狙い目とされています。

冬季をはじめとする住宅需要が比較的低迷する時期は、売主が早く取引を成立させたいケースが多くなります。交渉次第ですが、価格面で有利になる可能性があります。また3月~4月の年度末前後の時期は、売主が物件の処分を急ぐ傾向にあるため、こちらもチェックする価値は充分にあります。

地域によっては、物件の需要と供給のバランスが異なります。その地域でも人気エリアであれば、常に競争が激しいため、供給が増えるタイミング(分譲や新築物件の供給が一段落した時期)を狙っていくと、交渉がしやすくなる可能性が増えるかもしれません。

職場への通勤時間お子様の通学時間はもとより、日常品の買い物施設医療機関等のアクセスを確認することが重要です。また、ご自身の年齢や自己資金を考慮し、銀行からの借入可能額や返済期間の確認をすることも重要です。

住宅ローンの金利が低水準の時は、将来の返済負担が軽くなるので、お得な条件でマイホームを手に入れやすいケースが多いです。景気・政策金利の動向をチェックし、低金利の局面時に購入を狙うのがおすすめです。

マイホーム購入時は、最新の金利動向、地域の住宅市場の情報、さらには経済全体の状況を見ながら、タイミングを見計らって臨むのがポイントです。それぞれの要素が重なるとき(例えば、低金利で供給が豊富な時期)に購入に踏み切るのが、お得なマイホーム購入につながるでしょう。