Column
コラム
土地を購入する場合の注意点④
◎土地の形状・面積
①土地の形状:
正方形や長方形の土地は建物を建てる際に使いやすいですが、不整形な土地や傾斜がある土地は建物の配置に制限が出たり、建築費がかさむことがあります。形状や面積が適切か、設計プランに適しているかを確認しましょう。また、接道によっては、建物を建てれる場所が限られてしまう場合もございます。金額が安いからというだけで決めてしまわないよう、しっかり検討しましょう。
②隣接土地との関係
周りの土地は、別の方の所有地なので、将来的に何が建つか、どのように利用されるかは不明確です。 隣接地の建物や施設が将来どうなるかを出来る限り予測し、日照や風通しに影響がないかを考慮し、家を建てる場所を考えることも大切です。
◎将来の開発計画や変動リスク
①周辺地域の開発計画
地元の市役所や自治体で、周辺地域の開発計画や土地利用計画を調べておくと、将来、周囲の環境がどのように変化するかを予測できます。これにより、生活環境や不動産価値への影響を予測することができます。計画道路の予定があると、将来立退きの可能性もありますので、不動産業者に聞いておくことも重要です。
②地価の変動
地価が上昇する地域か、逆に下落する可能性が高い地域かを調査し、購入後の土地の価値にどのような影響があるかを考慮します。景気による変動もあるので、なかなか難しいですが、購入する物件を最後、どのように次の世代に引き継いでいくかを考えるときにとても重要なので、購入時に相談して検討してみてください。