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2017.10.12
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賃貸物件で引越し時にかかる初期費用は意外と高い!敷金礼金等の相場をまとめてみました
何かと費用がかさんでしまう引っ越し時の費用。
いったい、どのような費用が発生して、総額でいくら必要になるのか心配になりますよね?だいたいの額を知っておかなければ、後で驚くことになってしまいます。
そうならない為にも、引っ越し時にかかる初期費用を正確に把握しておく必要があるのです。
今回は、引っ越し時にかかる初期費用の内訳と相場について紹介したいと思います。
初期費用は何々あるのか?
引っ越し時の初期費用には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、その項目を見ていきたいと思います。
引っ越し時の初期費用は大きく分けると次のようになります。
「賃貸契約にかかる費用」
「引っ越しにかかる費用」
賃貸契約にかかる費用は項目が多いので、どのようなものがあるのか、実際に見ていきましょう。
賃貸契約にかかる費用には以下のようなものが存在します。
代表的な費用は、敷金や礼金、仲介手数料です。
また、前家賃もここに含まれます。
さらに、入居時に加入が義務付けられている火災保険や保証会社に支払う保証委託料も含まれます。
その他には、鍵の交換費用、消臭除菌施工費用、町会費などがあります。
続いてが引っ越し費用となりますが、こちらは名前の通り引っ越し業者に支払う費用となっています。
引っ越し時の初期費用は大きく分けて以上の「賃貸契約にかかる費用」と「引っ越しにかかる費用」の2つになります。
また、家具などを新調する場合には、それらの費用も考えておく必要があるでしょう。
それぞれの費用について
それでは、各項目の説明と概算費用についても見ていきたいと思います。
まずは、敷金と礼金、仲介費用についてです。
最近では、敷金礼金なしという物件も増えてきましたが、まだまだ全体で見れば必要な費用となっています。それでは、家賃の何か月分ぐらいを求められるのが一番多くなっているのでしょうか?
国土交通省が行った市場動向調査の結果は以下のようになっています。
敷金・・・・・・・家賃の1ヶ月分
礼金・・・・・・・家賃の1ヶ月分
上記のデータに仲介手数料の金額は記載されていませんが、岡山県での地方慣習としては借主が家賃の1ヶ月分を負担することが多いです。以上の結果から、敷金・礼金・仲介手数料の合計は家賃の3か月分程度となっている事がわかります。
岡山県でも敷金なしの物件が増えていますが、まだ敷金2ヶ月というのが一般的です。前家賃
前家賃とは、契約時に支払わなければいけない家賃のことです。こちらは、家賃の1ヶ月から2か月分が必要になります。
火災保険
賃貸物件に入居する際には、火災保険に加入しなければいけません。この際、多くの場合は大家さんや不動産屋が保険会社を紹介してくれます。しかし、そこで入らなければいけない事はないので、他の保険会社と金額を比較してから選ぶのもいいでしょう。金額は、保険会社によって違いがあるという事を忘れないでください。
保証委託料
賃貸借契約をするにあたり家賃保証会社に加入することが義務付けられている物件が多くあります。家賃保証会社は借主の契約に関わる費用の滞納があったとき、貸主に立て替え払いをしてくれる会社です。保証会社に加入することで連帯保証人が不要になったり、敷金の減額がされたりするメリットもあります。保証委託料は契約時、更新時、月額で発生するものがあり、費用については会社によって様々です。契約時の費用は毎月の家賃総額の50~80%の場合が多いです。
鍵の交換費用
続いては、鍵の交換費用です。入居してからの万が一のトラブルを防ぐためにも、鍵の交換は必ず行いましょう。金額は鍵の種類にもよりますが、安いものでは1万円程度から交換することができます。
消臭除菌施工費用と町会費
最後に消臭除菌施工費用と町会費です。入居の前に、部屋を消臭・除菌してくれるのですが、こちらの費用は2万円程度となっています。町会費は加入不要であったり、月額300円や年額4800円の地域があったりと町によって異なり、また住人数によって費用が変わることもあるので一概には言えません。オーナー様が回収して町内会に納付するタイプと、直接町内会の方が回収に来られるタイプがあります。
以上が賃貸契約にかかる費用となっています。こちらは物件によっては交渉ができるところもありますが、それほど費用を抑えられるポイントがありません。そこで、費用を少しでも抑えたいと考えるのであれば、引っ越しにかかる費用を節約しましょう。
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まとめ
今回は、引っ越し時にかかる初期費用について紹介してきました。
引っ越し時には少なくないお金がかかります。だからこそ、しっかりと費用の内訳と相場を知っておかなければいけません。
新しい生活がスタートすれば、家具などを買い換える必要も出てくるかもしれません。そのため、引っ越ししてからしばらくは出費が多くなる事が予想されます。思ったよりも出費が多くなり、後で困ることのないように、事前にしっかりと費用の内訳と相場を押さえておきましょう。
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